クレジットカードを活用しよう

生活

普段の支払いにクレジットカードを利用しているだろうか。普段使っているもののどういったものかよく分かっていない、使いすぎて出費が増える、そんなイメージがあるかもしれない。

この記事ではクレジットカードの特徴やメリット、注意点を解説する。

クレジットカードとは

クレジットカード(以下クレカ)とは、クレジット(信用)で成り立っているカードのこと。クレカで支払いをすると、代金をカード会社が一時的に立て替える。後日、指定の銀行口座からカード会社が立て替えた分をまとめて引き落とされる、後払いが可能な決済方法だ。本来その場での支払いが原則だが、クレカ利用者の職業や年収、資産、過去の支払い状況から利用者の支払い能力を信用して支払いを一時的に肩代わりしてくれる。

信用を使って支払いを未来に先送りにする。そういった意味でクレカは本質的には借金と同じである。

クレジットカードのメリット

クレカの利用には様々なメリットがある。

利用履歴が残る

これはキャッシュレス決済の記事でも記載したが、クレカは利用履歴が残るので、どの店でいくら使ったか振り返りができるようになる。利用履歴を見返してみることで、自分の肌感覚と実際の出費のズレを小さくすることができる。

これは実際の体験だが、楽天カードの1ヶ月の請求額が普段より多い時があった。NISA積立のカード引き落としがあるにしても、直近1年を見比べても多かったため、楽天カードアプリで利用履歴を確認したところ、楽天市場やAmazonだけでなく、実店舗で適当な買い物を高頻度でしていたことが分かった。ドラッグストアやスーパーで清涼飲料水を買って、その場で消費したり家に持ち帰って後で飲んだりしていたが、買ってよかったと満足できる機会は少なかった。そのため、飲料は自宅から持ち出した水に変更したところ、飲料の購入頻度が少なくなっただけでなく、そもそも店に行かなくなったことで、細々とした支出が大きく減った。クレカの利用履歴から必要な買い物だったかを振り返ることができれば、次の行動に活かすことができる。

特典がある

これはカード会社によって異なる部分ではあるが、クレカを利用するだけで得られるメリットがある。その中でも多くの利用者が感じるメリットがポイントバックだ。クレカで支払った金額に応じて0.5~1.0%のポイントを獲得できるものが多く、カードの種類や他のサービスの利用状況によっては還元されるポイントはさらに増える。ポイントが還元される条件はカード会社によって変わるが、家賃や光熱費、NISAのクレカ引き落としのような固定費にもポイントが還元されるため、積極的に活用したい。

信用情報が蓄積される

クレカの引き落としを積み重ねることで、滞りなく支払いができる人として信用情報が蓄積される。その状態を継続することでクレカのランクが上がったり、利用限度額が増えたりする。また、信用情報はローンを組む時にも利用されるため、将来ローンを組む予定がある場合は、クレカの支払いは滞納することがないようにしたい。

クレジットカードの注意点

クレカは便利なうえ、使い方を工夫すれば恩恵を得られる。しかし、使ううえでの注意点もある。

使い過ぎ

こちらもキャッシュレス決済の記事で記載したが、自分の利用履歴を振り返る習慣がないと、使い過ぎてしまう可能性がある。これは決済手段の問題というよりも、支払い金額を把握できない個人の問題だ。とはいえ人間には得手不得手があるため、無理のない範囲でクレカ決済に置き換えてみてほしい。

盗難や不正利用のリスク

クレカを盗まれることで勝手に利用されてしまう可能性がある。また、カード自体は手元にあっても、カード番号や暗証番号を覗かれることで決済に必要な情報が抜き取られる場合もある。クレカを使って暗証番号を入力する際は、手元が見えないようにスキミング対策をすることで、不正利用される可能性を減らすことができる。

また、JCBの調査によると、不正利用による被害額の9割以上はカード番号の盗用が原因となっている。最近のクレカはカード番号が裏面に記載されているため、一応の対策はされている。しかし、情報を抜き取られないことが何よりも重要である。

クレジットカードが不正利用される原因と手口。被害を防ぐ対策と対処法|クレジットカードなら、JCB 

なお、クレカを紛失してもカードを停止すれば被害額を抑えることができるが、現金を紛失すると、現物を見つけない限り基本的には手元に戻ってこない。紛失した現金が自分のものと証明できないからだって(実体験)。

分割払いは止めろ

これまでに、クレカのメリットと注意点を挙げたが、クレカを使う上で絶対に気を付けなければならないことがある。支払い設定で分割払い、特にリボ払いにしないことだ。

分割払いとは、買い物ごとに支払い回数を指定する支払い方法。一方リボ払いは、利用残高に対しての支払い金額を指定する支払い方法だ。

分割払い、リボ払いを止めるべき理由は、分割手数料が発生するからだ。分割手数料は支払い方法を分割払いにしたことで発生する手数料。同じ金額を支払う場合でも、一括払いでは手数料は発生しないが、分割払いでは手数料が発生する。その手数料の年率は10~20%程で、分割回数が多くなる程、手数料が増えてしまう。投資で10~20%の利益を出すのは非常に難しい。1回の支払い金額を低く設定しても、支払い回数が増えればその分手数料が増えていく。それだけの期間、金利を払い続けると、貯蓄や投資に回せたはずの資金がなくなってしまう。現在クレカを使っていたり、これから新しくクレカを作る人は、クレカの支払い設定は是非確認してみてほしい。

なお、2回の分割であれば分割手数料はかからない場合もあるが、一度分割を経験すると分割払いに対する心理的なハードルが下がってしまう。そうなると分割回数をさらに増やし、結果として高額な分割手数料を支払うリスクが高まる。未来の自分に負担を先送りにしないためにも、クレカの支払いは一括でこだわりたい。

まとめ

この記事ではクレカの特徴やメリット、注意点を解説した。クレカ決済は時短やポイント還元に優れ、万が一紛失しても適切な対応をすることで被害を抑えることができる。また、利用履歴を確認する習慣をつけることで、使い過ぎを判断したり不正利用に気づくきっかけになる。

この記事がクレカの理解の助けになったり、クレカ決済を始めるきっかけになれば幸いだ。

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