昨今の投資を巡る環境は大きく変化している。特に2024年に始まった新NISAは、非課税枠が合計1800万円と前の制度から大きく増え、非課税期間も恒久化しており、2023年までのNISAとは別物と化した。また、2026年1月現在、18歳未満への解禁や、売却後の非課税枠の復活等が検討されており今後も更に使いやすい制度に変わっていくことが期待される。そういった後押しもあってか、2025年の日経平均は大きく値上がりした。投資をする環境が大きく変わる現在、投資を行うことにどのようなメリット、デメリットがあるのかを整理したい。投資をするメリット、デメリットはそれぞれ存在するが実際に投資を行う身としては投資を行う利点の方が大きく感じるため、ある程度の偏りはご容赦頂きたい。
投資のメリット
自分以外が稼ぐ仕組みを作れる
個人的には投資を行う最大のメリットがこれだ。例えば株式投資であれば減配や無配を除けば配当金が入って来る。不動産投資であれば経費や税金を差し引いた残りが家賃収入として手元に残る。いずれも株式や不動産という資産から収入が発生している。その間は持ち主が働かなくても、又は働けなくなっても資産が働いてくれる。資産が大きくなればそこから得られる収入も大きくなり、資産からの収入が生活費を上回る状態が、いわゆるFIREと呼ばれる状態だ。FIREを達成する1つの方法として株式の購入が挙げられる。例え少額でも購入した株式によって口座に配当金が入金される感覚を一度体験してみてほしい。
インフレ対策になる
こちらは投資を始めた頃はあまり意識していなかったが昨今急激に進んでいるインフレ対策として投資が有効だ。インフレは物価が上がっていく状態、逆に言えば貨幣の価値が相対的に下がっていく状態で、同じ金額を用意しても買える品物の数が少なくなる。給与収入のみだと昇給に力を入れている企業に所属していないと徐々にインフレに負けてしまうが、他の資産に投資してリターンを得ることが出来ればインフレに対抗出来る。
政治や制度の理解が深まる
投資のリターンを多く手元に残す為には政治や制度への理解は欠かせない。例えば株式や投資信託で利益を得る場合、特定口座で売買していれば利益に課税されるがNISA口座で売買していれば利益に課税されることは無い。
投資のデメリット
元本割れのリスクがある
当然だが投資にはリスクが伴う。投資対象が一時的に値下がりする事もあれば、長期間に渡って購入額を下回り続ける可能性もある。投資対象やタイミングによっては逆に資産を減らす場合もありうる。
管理や学習が必要
1度買ったら後は放置、とはいかない。購入した投資商品が期待したリターンを得られないのであれば他の投資商品に組み換える管理が必要になる。投資信託であれば比較的手間は掛からないが、最低限購入前に自分が何に投資しているかを理解する必要がある。
精神的なストレスになる
一時的な元本割れや連日チャートを確認する事が負担になる場合がある。特に短期的な値動きに耐えられるかどうかは性格を含めた個人の属性に左右される。少しでもマイナスになるのが耐えられないのであれば無理に投資をする必要は無い。
終わりに
投資に絶対は無い。そのため、今回挙げたメリット、デメリットは、多くの投資家に当てはまる。既に投資を行っている方々は是非このまま継続を、まだ投資を始めていない方々は是非始めてみて欲しい。
